アニメ「HIGHSPEED Étoile」の人気がない理由5選
「HIGHSPEED Étoile」はカーレースアニメで主人公の輪堂凛がAIによるサポートや逆転の可能性を生み出すリボルバーストによる迫力のある映像が楽しめます。
そんな「HIGHSPEED Étoile」ですが、SNSで悪評が目立ちます。
今回は2024年 春アニメ「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」の人気がない理由を5つ紹介します。
引用:#01 富士の空の下で|STORY|TVアニメ「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」公式サイト (highspeed-etoile.com)
あらすじ
環境問題への配慮、安心と安全をめざした世界は、
少なくとも表面上はその目的を達成していた。
そんななか、突如発表された次世代レース『NEX Race』。
最高時速500kmオーバー。
最新技術による安全性を担保に、世界を舞台としたレースシーンは一変した。
熱狂と興奮。挑戦者の瞳が、見る者の心を震わせる。そしてここに、ひとりの少女がデビュー戦を迎える。
輪堂凛。
世界がその名を知る時、レースは新たな時代を迎える。
引用元:TVアニメ「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」公式サイト (highspeed-etoile.com)
1 時速500キロ!?迫力不足
最高時速500キロという謳い文句は確かに魅力的だが、実際の映像では、普通のカーレースと比べてスピード感が足りないという声が目立ちます。
ブーストや振動などの演出効果で迫力を表現しようと試みているものの、どこか物足りないと感じる視聴者が多いです。
引用:#01 富士の空の下で|STORY|TVアニメ「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」公式サイト (highspeed-etoile.com)
500キロという圧倒的な速度を表現するには、視覚・聴覚・触覚の全てに訴えかけるような演出が必要不可欠。しかし、現状ではこれらの要素が十分に活かされていないように感じます。
最高時速500キロという数字は、視聴者にとって大きな期待値を生み出します。しかし、その期待値に応えられるだけの表現力がなければ、より残念な印象が強くなってしまっていると考えられます。
2 主人公の設定が微妙
主人公は元プリマ経験者という設定ですが、その具体的な経歴やなぜプリマを辞めたのか、その後なぜ引きこもり気味になったのかなどは一切語られていません。謎めいた存在として描かれているのは良いのですが、5話も経てばある程度の設定を明かしても良いのではないでしょうか。
引用:#01 富士の空の下で|STORY|TVアニメ「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」公式サイト (highspeed-etoile.com)
プリマ時代の経験がモータースポーツにどのように活かされるのか、あるいは過去の挫折がどのように物語に影響を与えてくるのかなど、設定を活かすことでより深みのあるストーリーにすることができます。
ゲーマー少女とモータースポーツという意外な組み合わせは、視聴者の興味を引く要素となる可能性を秘めています。しかし、現状ではこのギャップが活かしきれていないと感じられます。
3 主人公がレースのルールを知らない
主人公・凛は、レースのルールどころか、基本的な知識すら持ち合わせていない。F1やGTレースに詳しい視聴者にとっては、ついていけない展開です。
レース経験のない凛をいきなりマシンに乗せる無謀なチーム。しかも、まともにレースのルールを教えずに出場させるという、とんでもない無責任さが感じ取れてしまう。
魅力的な主人公や手に汗握るレース展開が期待された本作だが、第1話を見る限りでは期待は外れてしまったようです。このままでは、視聴者の心を掴むことは難しいので、今後の展開に大きく舵を切らない限り、作品としての成功は厳しいと言わざるを得ません。
4 音楽に緊迫感がない
引用:#01 富士の空の下で|STORY|TVアニメ「HIGHSPEED Étoile(ハイスピード エトワール)」公式サイト (highspeed-etoile.com)
レースシーンを盛り上げるはずのBGMが、無料素材のようなチープな音ばかりで、全く盛り上がりません。作品の世界観に合っていないBGMは、視聴者の集中力を削いでいるようです。
レース会場の観客の声援が少なく、まるで閑散としたイベント会場のような雰囲気です。観客の熱狂的な声援は、レースの興奮をさらに高める重要な要素なので、強化する必要がありそうですね。
実況も淡々としており、レースの熱狂や緊張感を伝えることが発揮できていない。視聴者を興奮させるような情熱的な実況は、作品にとって不可欠な要素なのでもっと力を入れてほしいです。
本作はEV車が主役のレースアニメであるにもかかわらず、BGMはエンジン音のような音が中心で、EV車の静粛性や力強さを表現するようなBGMであれば、作品の魅力がより引き出されたと思われます。
5 1話切り報告多数
本作は、「時速500キロ」というスピード感が全く感じられず、、多くの視聴者が興ざめを感じているようです。
レース初心者で無知な主人公は、視聴者から共感を得られず、感情移入できません。いきなりレースに出場するという無謀な設定も批判を浴びています。
サイバーどハマり世代のワイがハイスピードエトワール見てみた🥺
BGMほぼなし、淡々と喋る実況メイン、ドライバーの掛け合いなし、マシンはモーター駆動?なのでエンジン音なし、とにかく画面が静か🥺それ故かスピード感なし🫨1話目なので説明チックになったのかと🤔1話切りされちゃうぞ頑張れ😢— ミテさん@Durandal (@duranomitesan) April 9, 2024
5話から視聴者に評価されています
マシンの醍醐味であるスピード感が感じられないレース展開や、魅力のない主人公設定など、序盤は多くの視聴者から酷評を受けた本作。しかし、5話から物語は大きく動き出します。
5話からは、レースシーンのスピード感が格段に向上し、手に汗握る展開が続きます。
ハイスピードエトワールが5話で嘘みたいにまともなレースアニメになってるんだけど、どうして1、2話でこれができなかったの?
— 白日 (@bb_w_d) May 5, 2024
まさかのハイスピードエトワール、5話にて持ち直す(笑)
スピード感やカメラワークが格段に良くなってる。
と言うか1,2話はマジで何のつもりだったのか(笑)
リボルバーストによるボディの変形もチラ見せ程度だったのでまだこの先期待できる。— 鬼平・半or丁 (@honjono02tetsu) May 5, 2024
これからアニメを視聴する方は、5話までみてくださいねw